ド・ピアジェ家シリーズ4作目。1作目「わたしの黒い騎士」でお茶目な魅力を振りまきながらジリアンにまとわりついて大いにクリストファーをイラつかせたロビン伯爵の次男ケンドリックが、なんと幽霊となって700年後のお話。自由の身になるため宿敵、元婚約者の子孫ジュヌヴィエーヴをおびき寄せたのだが、いつしか愛し合うようになった二人。幽霊と生きた人間、これからどうなる?っていう物語だが、ケンドリックの魅力は幽霊になっても健在。ジュヌヴィエーヴも生き生きとしていて可愛らしく、執事のワージントンもその他大勢の幽霊たちも愉快でなかなか楽しめる作品。再読。2015.2
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- 感想投稿日 : 2015年2月13日
- 読了日 : 2012年9月7日
- 本棚登録日 : 2012年9月7日
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