1日1分 元気になる法則

著者 :
  • 中経出版 (2010年3月10日発売)
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福島正伸著「1日1分元気になる法則」中経出版(2010)
*「夢しか実現できない」
*「出会いとは体験の中に、自分の使命が隠されている」
*「出会いとは運ではなく努力である」・・・「出会いたい」という思いが強ければ強い程、人は積極的に行動するようになります。つまり強い思いを持って行動していると必要な人が自分のまわりで見つかるようになっていくのです。
*「そう思ったとき、すでにそうなり始めている」
*「人はうまくいかないことで試されたり、うまくいくことで試されたりする」・・・世界最高のエベレストの登頂を目指す登山家には、上る前に必ずやっておかなければならないことがあるそうです。それは次の目標をたてることなのです。エベレストは登山家にとって最も厳しい山。登頂までの登山の過程があまりにも苦しいために、山頂にたったときにもうこれで思い残すことはない、と思ってしまうことがあるそうです。そのため山でなくなる登山家の8割が下山のときの遭難だそうです。ですから下山のときこそ、必ず生きて帰るという強い意志を持つことが必要になります。生きて返ったら自分の体験を本にするとか自分の記録を塗り替えるような次世代の登山家の育成をするとか、全く新しい冒険に挑戦するとか、生きて返る理由をきちんと持ってから登らないと、登頂についた後、すぐにバーンアウトしてしまうのです。
*「最強の能力とは、あきらめないこと」
*「結果がどうあれ、全力で生きる。見ている人がいるから」
*「思い通りにならない他人が、自分を成長させてくれる」
*「信頼されたとき、人は信頼に応えたいと努力する」・・・思いと通りにならない他人を受け入れるということは、非常に勇気がいることかもしれません。けれども、その思い通りにならない人を受け入れる勇気を持つことが信頼関係をつくるための前提条件なのです。
*「成長するほど、他人の長所が見えてくる」・・・自分が成長することの楽しさがわかってくると、他人の長所から一つでも多くのことを学びたくなってきます。そして、ありがとう教えてくれて、というふうに自分が学ぶべきことに気づかせてくれる他人に、感謝したくなってくるのです。つまり、以前は気にも留めなかった相手の長所に気がつけるようになるのです。ただ、自分が成長する意欲があまりない場合は、他人の長所に気がつくどころか、短所ばかりが気になってしまいます。人を批判するくらいなら、むしろ自分を批判した方が、自分自身が成長するきっかけになります。
*当たり前と思っていることに関心をもし一つ一つの出来事も出会いもその意味を考えるようにしました。すると毎日たくさんのことに気づくようになりました。自分におこることも、社会におこることも、すべてに意味があること。大きな出来事も小さな出来事もそこから何を学ぶかが大切であること。出会った人すべてが、さまざまな視点から教えてくださること。
*「二度と会えないと思って、相手の話を聞く」
*「仕事におおきいもの、ちいさいものもない。すべての仕事は世界と未来につながっている」
*「すごい人をみて『才能だな』と言う人はあきらめている人。『努力だな』と言う人は挑戦し続けている人。」
*「本当の強さとは、勝つことよりも立ち直ること」・・・そもそも壁を感じるということは、その先は、これまでの自分の知識や経験ではどうしていいか分からない地点なのです。つまりそれは、自分の過去の限界といってもいいでしょう。過去の限界を感じる瞬間というのは、その先の挑戦する時間はすべて、新しい自分になることが出来るすばらしい時間になるということです。
*「良い結果を出したいとときほど楽しむ」
*「どのような事態であったもそれは必要な事態である」・・・自分がやっていることに意義を感じ、自分の価値観を大切にし、自分らしく生きているときは悩みが嫌な物ではなくなっているでしょう。迷わないということは自分の中にしっかりとして軸を作ることなのです。言い換えれば迷わないで生きるということは、結果に左右されずに生きることでもあります。
*「今日の行動が未来の自分を決めている」
*「あきらめない限り人生に失敗はない」
*「どれだか人に影響を与えたかが、その人の生きた証である」
*当たり前の中にある感動に気がつくことで、私たちは人生をとてもすばらしいも人することができます。つまり人生の価値は自分自身が見いだすものなのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人生論
感想投稿日 : 2011年8月8日
読了日 : 2011年8月8日
本棚登録日 : 2011年8月8日

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