二年前に「木の家」を設計してもらい、昨年、ほぼ一年かかって大工さんたちが「家」を建ててくださった、
現場にはほぼ毎日通って
「木」にまつわるいろいろなお話を
設計士さんからも聞き、大工さん、左官屋さん、
いろんな職人さんから、
「木の話」「木の細工」「建てる」お話をいろいろ聞かせてもらった
ほんとうに日本の家づくりは凄い!
とつくづく思いました。
そんなわけで
設計士の妻木氏の描かれ方も素敵でしたが
右腕として描かれている偏屈棟梁(?)鎗田さんの言動が
もうたまらなく素敵でありました
ここに登場する 建物を創る人たちが
タイムスリップして
今の ハウスメーカーが主体の「日本の家」を
見た時には
どんなことを思うのだろう
と読み終わった後
しみじみ思いました。
それにしても
木内昇さんの作品は
いいなぁ
本当にハズレなしです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸 か行 の作家
- 感想投稿日 : 2022年1月6日
- 読了日 : 2022年1月2日
- 本棚登録日 : 2022年1月6日
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