剛心

著者 :
  • 集英社 (2021年11月5日発売)
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感想 : 34
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二年前に「木の家」を設計してもらい、昨年、ほぼ一年かかって大工さんたちが「家」を建ててくださった、
現場にはほぼ毎日通って
「木」にまつわるいろいろなお話を
設計士さんからも聞き、大工さん、左官屋さん、
いろんな職人さんから、
「木の話」「木の細工」「建てる」お話をいろいろ聞かせてもらった
ほんとうに日本の家づくりは凄い!
とつくづく思いました。

そんなわけで
設計士の妻木氏の描かれ方も素敵でしたが
右腕として描かれている偏屈棟梁(?)鎗田さんの言動が
もうたまらなく素敵でありました

ここに登場する 建物を創る人たちが
タイムスリップして
今の ハウスメーカーが主体の「日本の家」を
見た時には
どんなことを思うのだろう
と読み終わった後
しみじみ思いました。

それにしても
木内昇さんの作品は
いいなぁ
本当にハズレなしです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸 か行 の作家
感想投稿日 : 2022年1月6日
読了日 : 2022年1月2日
本棚登録日 : 2022年1月6日

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