忘れてしまっていいことがある
忘れてしまっていいことが
ほうっておいてものべつくまなしに
入ってきてしまうことが多い
忘れてしまっていいことなのに…
忘れてしまってはいけないことがある
忘れてしまってはいけないことは
自分がしっかり気持ちを持ち続けなければ
なかなか手元に入ってこない
なぜなら
忘れてしまうことを望む大勢がたくさんいるから
なぜなら
深い痛みを伴うことが多いから
それでも
忘れてしまってはいけないことがある
それだから
忘れてはならないことがある
今から二十年ほど前に
「愛生園」に通っていたころのことを
まざまざと思い出しました
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ルポルタージュ
- 感想投稿日 : 2017年6月8日
- 読了日 : 2017年6月8日
- 本棚登録日 : 2017年6月6日
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