人もチームもすぐ動く ANAの教え方

  • KADOKAWA (2017年2月17日発売)
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自律的に動く人になってもらうようにするには、
やはり自分で考えて行動していくきっかけを提供して、
その行動が正しかったときに、チームの文化として
取り入れていくことが大事。

もちろん、間違ってたときは改善出来るよう、
フィードバックを提供することも忘れずに。
感覚的には一気にフィードバックするのではなく、
少しずつ小出しにするのが良いのかなって思った。
たくさん改善点を出しても忘れてしまうからだ。

ちょうど育成担当でもあるので、
実践して変わっていくところを体験出来たらと思います。
と、教えることは自分の成長にもつながると思うので、
それも楽しめたらなと思います。

【勉強になったこと】
・先輩は後輩が自律成長するためのサポーターである。

・教えるときは細かくではなく、ざっくりと伝える。
 伝えるときは〇〇をしないとどうなるか?
 と、その作業をやることの意義や目的も伝える。

・抽象的な質問は考えるきっかけを与えることになり、
 主体的に動けるようになるチャンスでもある。
 なので、ざっくりした問いかけを定期的に実施して、
 メンバーの主体性を育てるチャンスを与えること。

・メンバーがある程度成長し、次世代を担う人かも?
 と頭角を出し始めたときは、作業の細かいことには
 口を出してはいけない。
 それよりも今後のビジョンや考えを伝えることに
 注力して、それに向かってどうすればよいのかを
 自分自身で考えるきっかけを与えたほうがよい。

・まずはやってみせて、
 次にサポートしながらやらせてみせて、
 最後に単独でやらせてみてフィードバックする。
 手間だが、それが成長への近道である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マネジメント
感想投稿日 : 2017年3月12日
読了日 : 2017年3月12日
本棚登録日 : 2017年3月12日

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