大蔵省元相談官酷税驚愕のしくみ (小学館文庫 R ひ- 2-1)

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  • 小学館 (1998年11月1日発売)
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感想 : 2
3

90年代末の発刊。

当時のバブルの発生から小渕政権時の、税制の問題点を鋭く解説してる。
さすがに、現在では古びてる点あるが、今でもなお活かされるべき点は多い。

個々の主張はもっともな点も、?のつくものもあるが、日本の政府の変革の遅さには驚くばかりである。
著者が心配してるように、このまま公共事業を続けていると亡国の道を歩いて行くばかりだ。
その点では、民主党政権の失敗は返すがえすも残念である。
先祖返りをした日本が、自民党とともに滅ばんことを切に願う。

それにつけても、省益を至上命令とする官僚退治はどうすればいいのか、処方箋がわからない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年3月16日
読了日 : 2014年3月16日
本棚登録日 : 2013年5月19日

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