ITに振り回されるのではなく、本当に使いこなすために、必要最低限にしよう、というのが主旨。
システムを生業にする私としては、同意出来るような、してはいけないような、微妙な気分。
この本の著者の一人の山本さんもデジタル・アーツという、ITど真ん中の企業の社長さんなだけに、納得感もひとしお。
確かにメールなどのIT作業をこなすことになれてしまうと、創造力や情熱がなくなるのは感じます。
そしてシステムの肝を考えずに、一部ユーザの目先の便利さだけを追った、些末な要求だらけのシステムにもたくさん関わってきました。
ただ、今からIT断食を推進できる企業はほとんどない気がしますし、必ずしも、正解ではない気がします。
万一、うちの会社、またはお客さんが言い出したときの、考え方ストックくらいにはなるかな、くらい。
とりあえず紙一枚での資料作成、とメールの宛先へのアクション明記は、明日からでもより気を付けてみようかな。
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- 感想投稿日 : 2012年12月8日
- 読了日 : 2012年8月11日
- 本棚登録日 : 2012年12月8日
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