名前って便利なもので。その名前を呼べばその人として扱い、扱われる。しかし、果たしてそうだろうか?人は生きる上で、関係性とともにそれにタグをつける。そして、生きるということはどういうことか。当たり前はいつまで続くのか。
主人公が死ぬことと、生きることに向き合い、自分の存在について向き合い、気づく。そんな過程にかつての自分を重ねてしまう。
しかしいつの世も、気付いてからでは遅いのかも…
今を大切にしたくなる、そんな一冊。
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- 感想投稿日 : 2017年7月30日
- 読了日 : 2017年7月30日
- 本棚登録日 : 2017年7月30日
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