もう少し一般人でもわかるように書いてあるのかと思いましたが、専門用語が多く、この手の本を読み慣れていないので難解に感じました。
こんな私でもわかったことは、大谷翔平や藤井聡太と私達の遺伝子は99.9%まで同じなのに残りの0.1%のDNAの塩基配列の違いが大きな差になるということ。ヒトの遺伝子は30億個の塩基対からなっておりその0.1%である300万ヵ所に個人差があるということ。そう思うと遺伝だけを考えても大きな差ですね。
唯一、一卵性双生児に限っては遺伝的には同じ条件で生まれ、心も類似するという。しかし、非共有環境の影響によりパーソナリティの違いが出るらしい。非共有環境とは、同じ家庭で生活する人同士で異なるだけでなく、同じ人の中でも時と場合では異なる特殊な要因であり、予測することも統制することもできない偶然要因とのこと…。難しいですね。
私には一卵性双生児の孫がおり、1歳前から性格の違いを感じていた為、本書に興味を持ち献本に申込みをさせていただきました。まさか、当選するとは思っていなかったので、驚きました。本書を読む事により、知りたかった事が少しわかった気がします。ありがとうございました。
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- 感想投稿日 : 2023年7月13日
- 読了日 : 2023年7月13日
- 本棚登録日 : 2023年6月24日
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