日本の村、町の地理的、歴史的な成り立ちを著者の体験を踏まえて描いている。町の中の村、村と町の関係など、思わぬ視点から書かれている。1960年代の日本の村や町が描かれており、この50年での変化の大きさに驚かされなちる。著者の日本各地でのフィールドワークの経験に基づく発見、指摘が随所に有り、読み物としても楽しい。日本の伝統的な村が消えるぎりぎりの時点でこの本が書かれたのは本当に幸いだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
論考
- 感想投稿日 : 2012年3月20日
- 読了日 : 2012年3月18日
- 本棚登録日 : 2012年3月18日
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