天才、苫米地 英人(とまべちひでと)博士のPHP新書
タイトルにある「テレビは見てはいけない」は僕にとっては既に実践されているのだけども、なぜか?というところが重要。(僕の場合はタイギイだけなのだが)
苫米地 英人のメディア論のみならず、「お金」を中心とした価値観や、ある種の洗脳から解き放つための指南書といえる。
「アファーメーション」や「洗脳言論」などにある知識も具体例を交えて登場してきており、いくつか苫米地本を読んできた者としては親近感が湧いた。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
日本人はなぜテレビに洗脳されるのか。CMに映し出される魅力的な商品、芸能人が着ている華麗なファッション、著名人が住んでいる高級マンション、有名店の豪勢な料理…それらはホントにあなたが欲しいモノですか?幸福な生き方ですか?「空気を読め」と画一的な価値観を強制してくる最強の洗脳装置を前に、知らぬ間に自分の心が書き換えられる原理とは。だれもが放送局になれる「キーホールTV」の開発・運営にも携わる希代の脳機能学者が、日本のマスメディアの危険性と裏事情に鋭く斬り込む。奴隷解放の人生指南。
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【目次】
第1章 テレビは見てはいけない
・視覚情報は最強の洗脳媒体
・テレビはつくり手と受け手がともに「進化」してできた
・脳の中の「臨場感空間」
ほか
第2章 脱・奴隷の生き方
・敵のパットを「入れ」と願ったタイガー・ウッズ
・無意識が「理想の自分」を追いかける
・犯罪者は子どものころから自己評価が低い
ほか
第3章 日本人はなぜお金にだまされやすいのか
・麻原がイケメンに見えていたオウム信者
・物理世界も目に映った情報にすぎない
・臨場感を感じる三つの要素
ほか
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- 感想投稿日 : 2013年2月1日
- 読了日 : 2013年2月1日
- 本棚登録日 : 2013年2月1日
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