できる人の読書術

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2019年3月7日発売)
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本棚登録 : 175
感想 : 26
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堀紘一紙による読書についての考察。
本書の前半は、
・哲学書などの難しい本は40ページだけ我慢
・カバンにはいつも文庫本
・内容を1行に超・要約
など、ありふれた内容。

でも後半の堀氏の半生を読書を通して描いた部分が面白かった。ある程度の名をなした人は、人生のどこかで必ず人の数倍以上の努力をしているんだよね。
著者が三菱商事で社費留学したハーバード・ビジネススクールで、全学800人のうち成績上位5%の学生だけに与えられる称号「ベーカー・スカラー」(最優秀生徒賞)をアジア人として初めて受賞。
これって、半端ない。本書にも書いてあったけど、勉強が大変過ぎて、ナポレオンじゃ無いけど一日2、3時間しか眠れなかったっていうから。

本書は、「読書術」が書いてある本としたら大したことはないけど、苦労して成功した人のお話として読むんだったら面白いとは思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2019年4月22日
読了日 : 2019年4月21日
本棚登録日 : 2019年4月22日

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