家畜化という進化ー人間はいかに動物を変えたか

  • 白揚社 (2019年9月5日発売)
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感想 : 20
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非常に興味深く読めた。

以前読んだリチャード・ランガム氏の『善と悪とのパラドックス』でも論じられていた『家畜化』。英語でいうと「Domesticated(ドメスティケーテッド)」この日本語訳の「家畜」というとは、ニュアンスが違うんだよね。
極論的な言い方をすると「自分で餌を得ることを放棄し、他者から餌をもらう状態」みたいな感じだよね。

ただ、どんな動物も(人間も含め)『家畜化』されると、身体的な特徴が似てくるというのが非常に面白い。

生物の進化の一片を顧みることができる良書。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 学術書
感想投稿日 : 2021年6月8日
読了日 : 2021年6月4日
本棚登録日 : 2021年6月8日

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