非常に興味深く読めた。
以前読んだリチャード・ランガム氏の『善と悪とのパラドックス』でも論じられていた『家畜化』。英語でいうと「Domesticated(ドメスティケーテッド)」この日本語訳の「家畜」というとは、ニュアンスが違うんだよね。
極論的な言い方をすると「自分で餌を得ることを放棄し、他者から餌をもらう状態」みたいな感じだよね。
ただ、どんな動物も(人間も含め)『家畜化』されると、身体的な特徴が似てくるというのが非常に面白い。
生物の進化の一片を顧みることができる良書。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
学術書
- 感想投稿日 : 2021年6月8日
- 読了日 : 2021年6月4日
- 本棚登録日 : 2021年6月8日
みんなの感想をみる