悪夢のエレベーター―Nightmare after a Secret

著者 :
  • 幻冬舎メディアコンサルティング (2006年7月1日発売)
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本棚登録 : 205
感想 : 40
2

“――エレベーターに閉じ込められた。それが悪夢の始まりだった。
一章読むごとに驚愕するストーリー。
4人に隠された秘密が徐々に解き明かされる展開にページをめくる手が止まらない!
p329『ああ、神様、このエレベーターを壊してくれ』”

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会社の上司からお勧めされた本。さっくり読めるサスペンス。
密室となったエレベーターに閉じ込められた4人。一章ごとに一人ずつ、主となる視点が変わります。
第一章の主役である小川は、出産を控えた妻の元へ急ぐため必死に出ようと奮闘するが、他の3人は協力してくれない。挙句の果てにエレベーターが停電になったりそれぞれの重大な秘密まで聞くことになったりするのだが、
それは全てある悪夢の一部でしかなかった…というもの。
***

読み進めていくうちに、まさかの展開に驚き、悪夢は悪夢を呼び、最終的な結末には驚かされました。どんでん返し好きにはお薦め。
ただ、「ここで終わるのかよ!!」な気分がなきにしもあらず。
幻の四章を探したけれど、検索しても見れなかった…。

前回読んだ「女王ゲーム」とは全然違う雰囲気。
これはこれで楽しかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書
感想投稿日 : 2014年3月26日
読了日 : 2014年3月2日
本棚登録日 : 2014年3月26日

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