ONE PIECE novel A 新世界篇 2 (JUMP j BOOKS)

  • 集英社 (2018年6月4日発売)
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感想 : 6
5

海賊らしくはなかったなァ…
赤髪シャンクスに挨拶に行ったあと、ベックマンにエースが言われてしまうことば。
ほんとうに、その通りなのかもしれない。

どうしてこんなにも、わたしにとって、エースが魅力的に見えるのだろうと考えてみる…

きっと、人としてどう生きていくのか、どうすれば自分が生きてていいと思えるのか、納得できるのか、ひとの持つ“生きる”という根本的な部分に揺らぎを感じるからなのかなぁ。
良くも悪くも、とても“人間臭い”からかもしれない。

自分の“生き様”に迷いがある。
どうするのが最善かわからないのだけれど、少しでも前に進まなくちゃいけない、何かをしていないと、どうにかして何かを成し遂げないと…という微かでも確かすぎる焦りが、生き急いでいるように傍目には見えてしまうところだろうか。
危なっかしさとともに、背中を押してあげたくなるような存在だからか。

それとも他人には存分に優しくできるのに、あんなに無邪気で愛らしいキャラクターなのに、自分自信には厳しく、優しくできないところか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月24日
読了日 : 2022年10月24日
本棚登録日 : 2022年10月22日

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