1920年代に書かれたロシア・ウクライナの紀行文。冒頭、1920年に書かれた「ウクライナブーム」ではベルリンでは未知の場所としてウクライナが流行っている、という内容から始まり、次に、ロシアの都市、農民、世論や検閲が語られている。
ジッドの『ソヴィエト旅行記』は本書のさらに後に書かれたもので、1917年のロシア革命から10年以内に書かれたこの紀行文からはすでに当時のロシアの限界が感じられる。
「世論と新聞と検閲」など現代ではインターネットとSNSという手段が変われど問題の根本は同じなのでは。
久々に小さいフォントの本かつ私の知識もおぼつかないため読むのに骨が折れました(;´∀`)
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- 感想投稿日 : 2022年9月20日
- 読了日 : 2022年9月20日
- 本棚登録日 : 2022年9月20日
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