びあしん慶次郎さんの感想・レビュー

心構えが奇跡を生む

著者 : ナポレオン・ヒル W.クレメントストーン 田中孝顕

• きこ書房 (2002年3月1日発売)

PMAについて知りたくて読書。

PMAとHSSプログラムの中でも心構えにいついて特化して事例などを用いて説明する本。

旧正月早々自分のミスで自己嫌悪に陥っていたので、肯定的な心構えについて改めて学ばせてもらえる。

肯定的な考え方とは、楽観主義とは違う。否定的な部分を無視する、見ないこととも異なる。起こった事実を受け止め、ダメージを最小にして、次への行動へ少しでも早く動けるようにすること。そして、同じことを繰り返さないため、そうなった原因という種を見つけるための一連の作業を言う。

自己嫌悪に陥っている部分を見つめるのは本当に辛い作業だ。しかし、自分にしかできないことであり、習慣化する意味は大きい。もっともどんな態度を選択するかは本人次第であり、それが明日の自分を決定していく。

279ページの成功整数分析は、244点で普通だった。

事故訓練を高めることで凹んでいる時間を1分1秒でも短くすることを考えさせてもらった。

読書時間:約1時間5分

感想投稿日 : 2014年2月2日

読了日 : 2014年2月2日

本棚登録日 : 2014年2月2日