かっこつけの教養を得るために読んでみました。
しぇいくすぴーあ!
小さい頃にハムレットを見たことがあるような、ないようなくらいのほとんど知識のない状態で読んでみました。
シェイクスピアの作品のあらすじを教えてくれるだけでなく、その作品にまつわるエピソードも交えて作品に興味を持てるように作られてます。
阿刀田さんが根っからの小説家なので、演劇作家のシェイクスピアのことを手放しに誉めるだけじゃなくて、小説と演劇の違いを認識した上での軽い批判を加えてくれてるのがさらに○です。
本人は否定するんだろうけど、シェイクスピアの入門書としてはかなりお勧めです。
この本を読んで一番読みたくなったのはオセロ。黒人の貴族オセロと白人の美女で妻のデズデモーナの誤解から生まれる悲劇の話。どっかで公演やってないかな~。
満足しました。星5つ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年2月5日
- 読了日 : 2012年2月5日
- 本棚登録日 : 2012年2月5日
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