「ダンテがウェルギリウスを師匠と仰いだのはなぜだろうか」という点を論じておきたい。
ここに『神曲』の大きなテーマのひとつがある。
当時の詩人ならば誰もが学んだといわれるウェルギリウスであるが、そうした文学的素養だけから師匠と定めたと考えるのは、人生の岐路に立った者が選択する理由としてはあまりも貧困すぎる。
ウェルギリウスの評価は『アエネイス』に集約されるが、この作品の位置づけこそが...
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カテゴリ:
イタリア文学
- 感想投稿日 : 2010年6月14日
- 読了日 : 2010年6月14日
- 本棚登録日 : 2007年9月1日
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