神曲 煉獄篇 (集英社文庫)

  • 集英社 (2003年1月17日発売)
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本棚登録 : 258
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「ダンテがウェルギリウスを師匠と仰いだのはなぜだろうか」という点を論じておきたい。
ここに『神曲』の大きなテーマのひとつがある。
当時の詩人ならば誰もが学んだといわれるウェルギリウスであるが、そうした文学的素養だけから師匠と定めたと考えるのは、人生の岐路に立った者が選択する理由としてはあまりも貧困すぎる。
ウェルギリウスの評価は『アエネイス』に集約されるが、この作品の位置づけこそが...

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: イタリア文学
感想投稿日 : 2010年6月14日
読了日 : 2010年6月14日
本棚登録日 : 2007年9月1日

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