日本一やさしい「政治の教科書」できました

  • 朝日新聞出版 (2017年7月7日発売)
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感想 : 15
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AKB48のメンバー3人と憲法、法律に精通する木村草太氏とジャーナリストの津田大介氏が講義形式で選挙とメディアや政治について書いた一冊。

本書での木村氏の現在の日本の政治の基本的な知識と津田氏のメディアとの向き合い方を通してなぜ選挙に行くのかということや候補者を選別するうえで非常に有用な知識を得ることができました。

学校で習った三権のそれぞれの役割や1票の格差など政治にまつわることばがわかりやすく解説されていて勉強になり、津田氏のメディアの見方で選挙での自分の投票がよりクリアになりました。
本書のなかでも候補者だけでなく党のマニフェストも確認することは勉強になりました。

政治にもネットによって今までとは情報の取得や発信が大きく変わり、有権者側のリテラシーがより求められるようになったと本書を読んで感じました。
様々な媒体を通して正しい知識を身に付け自分で考えるクセをつけることがこれからの政治を考えていくうえで大事なことであり、そのなかで自分に合った候補者に投票することが有権者としての責任であると本書を読んで感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治
感想投稿日 : 2018年5月7日
読了日 : 2018年5月7日
本棚登録日 : 2018年5月7日

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