競争力

  • 講談社 (2013年9月5日発売)
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本棚登録 : 230
感想 : 30
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楽天社長の三木谷浩史氏が父で神戸大学の名誉教授でもある三木谷良一氏と日本や世界の動向や教育など様々なことについての対談をまとめた一冊。

読んでいて経営者と大学教授としてのおふたりの知見の深さを感じるとともに両氏の幼少期などの話も多く書かれており、知らない一面を知ることもできました。
政府の規制によって日本の発展が停滞していること
2013年に出版された一冊でホワイトカラーエグゼプションや電力自由化など本書にて提言されていることで議論されていたり実現されていることもあると感じました。
教育に投資することの考え方や英語教育の重要性を感じるとともに研究開発などは国家主導で行うことやITアウトバーン構想は面白いと感じました。

本書を読んで、日本のいいところと悪いところについて提議され、そこから今後どのような道筋で進むことが望ましいかということを勉強することが出来ました。
本書のタイトルにもある競争力をつけて、魅力ある日本になって欲しいと感じた一冊でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経営者哲学
感想投稿日 : 2017年4月8日
読了日 : 2017年4月8日
本棚登録日 : 2017年4月8日

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