司法試験の受験指導などを行っている伊藤氏の本質について書いた一冊。
日経新聞に本書の広告が載っていて興味があり読んだのですが、現代社会を生きていくうえで大切な本質思考について理解が深まりました。
本書で書かれている本質を捉えることを自分なりに要約すると物事に対して視点を変える、言葉の意図するもの、色々なことに関して疑いを持つことを情で感じ、知で対応し、意をもって取り組むことではないかと感じました。
ひとつの考え方やうわべで伝わってくる情報に固執せず、様々な角度から物事に向き合うことや自分自身の境遇に関しても主観的に考えず見方を変えてみることが大切なことであることが理解できました。
本書でも述べられているように昨今の答えを出す教育が本質を捉えることの大切さを見失わさせているように感じました。
漠然とは思っていましたが、社会に出れば、世の中の事象や自分自身の境遇についてベストな答えではなく、よりベターな答えを出し続けていくことが自分自身を磨いていくことに繋がっていくということが改めて本書を読んで感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自己啓発
- 感想投稿日 : 2014年11月29日
- 読了日 : 2014年11月29日
- 本棚登録日 : 2014年11月29日
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