あっという間に万里と香子が結ばれてしまった。「とらドラ!」の竜児と大河のすったもんだに比べれば呆気ない。香子は光央を追いかけてたが振られて挫折し自棄になり、万里に告白されて振ったが本心は違くて、結局気持ちに逆らえなくてハイテンションになってと、気持ちが上昇したり急降下したりと波乱万丈。一方万里は一貫して香子が好きなので面白みがない。記憶喪失にしても設定としては面白いと思うが、いまいちぴんとこない。記憶喪失者のもつ罪悪感だとか孤独だとかが壁の一枚向こう側の出来事のようで想像がつかない。
リンダ先輩との事情が少しずつ分かってきて、これからは記憶喪失部分がメインテーマになるのかな。面白くなることを期待して続きを読みます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2015年1月3日
- 読了日 : 2015年1月3日
- 本棚登録日 : 2015年1月3日
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