主に戦後(1945年以降)の日本を舞台として語られた怪異がまとめられています。
こっくりさん、口裂け女、カシマさん、トイレの花子さん、ヒキコさん、などなど・・・。
出所は民話、伝承だけではなく、週刊誌などゴシップ誌、口コミ、インターネットなど多岐に渡りますが、それを網羅しているのがすごい。
また、巻末には「類似怪異」「出没場所」「使用凶器」「都道府県別」でも検索できるようになっており、データベースとしての価値がとんでもないことになっています。
読み物としての価値だけではなく、10年20年後にも価値のある資料となることでしょう。
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カテゴリ:
妖怪
- 感想投稿日 : 2020年9月13日
- 本棚登録日 : 2020年9月13日
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