安心のファシズム: 支配されたがる人びと (岩波新書 新赤版 897)

著者 :
  • 岩波書店 (2004年7月21日発売)
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本棚登録 : 348
感想 : 34
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他人の指図だけは受けたくないと強く願っているわたしとしては、最近の安倍内閣を支持する人々が全くもって理解できず、「なぜ、そんなに支配されたがっているのか?!」と悶々としていた時に、ふと、いつものブックオフで見つけた本。

副題は、「支配されたがる人びと」!!!
まさにその時のわたしの悩みにジャストミートであった。読んでみて、この本が書かれた2004年にはもう既に2015年いま現在の路線が決まっていたのであった。現状に照らして、深くふかく納得…

同時に読んでいたノーベル賞受賞者クリック博士の「DNAに魂はあるか」の結論にぴったりマッチしていたのには驚いたし、希望が持てた。ぜひ皆に読んで欲しい!

Mahalo

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ルポルタージュ
感想投稿日 : 2015年11月2日
読了日 : 2015年10月31日
本棚登録日 : 2015年10月23日

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