「マッチ箱にその日の思い出を入れることにしたのさ」字を読むことも書くことも出来なかったひいじいちゃんの日記はマッチ箱の中だった。
オリーブの種から始まり、鉛でできた文字で終わる。辛いことも多かったけど、嬉しいこともそこにはあった。その後日記は違う形で続けられる。それは、本であったり、骨董であったり。
大切にされた物には、お話が溢れている。
「本は新聞みたいなもんだ。読んだらその時のことを思い出せる」
本もひとつの日記なのだ。本の内容は忘れても、読んでいた当時のことは色々思い出せる。
だから読書はやめられない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年8月29日
- 読了日 : 2014年6月19日
- 本棚登録日 : 2014年9月2日
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