死ぬ前に見えるという走馬灯。その走馬灯を作るのは自分⁉︎ その発想におったまげました。
自分が生きてきた毎日の写真が保管されている写真館。
死者は、人生を振り返りながら、その中から自分の歳の数だけ写真を選び、案内人平坂と走馬灯を作る。
「たった一日ではありますが、過去に戻って、一枚だけ写真を撮り直すことができます」(過去を変える事は出来ない)
写真館を訪れた3人は、どの過去に戻り、最期に何を想うのか…。
九十二歳の老婆。
戦後はみんな貧しく園舎もない保育園の時代から「子どもはこの世の宝」と頑張ってきたハツ江に感動する。
・
47歳のヤクザ。
リサイクルショップで共に働くねずみくんは「修理をします」以外ほとんど話さない。ちょっとずつ変わっていくふたりにほろり。
・
7歳のミツル
虐待されて傷だらけ…ミツルと一生懸命遊ぶ案内人平坂の優しさにほろほろ。
私ならどの過去に?たぶん… 過去を変えられるならあれもこれも行きたい所たくさんだなぁ(笑)
歳×365枚って凄い(〃∀〃)ゞ
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年6月4日
- 読了日 : 2019年6月3日
- 本棚登録日 : 2019年6月3日
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コメント 2件
くるたんさんのコメント
2019/06/05
あいさんのコメント
2019/06/05