ソクラテス三部作の二作目。
前作と違い、政治家やフェミニストとといった抽象的な人物でなく、世で流行る映画や小説など実名をあげ、悪妻ことクサンチッペと対話する。
考えつづけた先はいつも振り出しで、そこに行き着いた時、初めて「自覚」という境地に辿り着ける。自分はまだまだ考えていないし、もっと真理に近づきたい。
池田さんの言葉はそうした自覚から綴られる、魂の言葉。だからこそ、強い力を持つ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
評論・哲学・宗教
- 感想投稿日 : 2013年7月29日
- 読了日 : 2013年7月29日
- 本棚登録日 : 2013年7月29日
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