プレゼンは資料作りで決まる! 意思決定を引き寄せる6つのステップ

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  • 実業之日本社 (2014年7月31日発売)
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プレゼンで最も大事なことは、通る(採用される)資料の作り方を解説している。
要否を決める5要素はGHOUSを意識する。
Goal(目標意識):「何が」「どうなる」のかを常に意識する
Hospitality(気配り):相手の心地よいもので意思決定を促す
Originality(自分らしさ)
Usability(使いやすさ):使いやすさを徹底する
Simple(シンプル):直感で納得させる


プレゼン資料はセンスの比重が高いという感覚があるが、そのためのステップは共通であること、そしてイラストやスライドが多いと逆効果となる事、自分が一番言いたいことを強調させる方法、適切なグラフの選び方(割合は円グラフ、項目が多い場合は棒グラフ、経年変化は折れ線グラフ)など実用的な例もあり勉強になった。

プレゼン資料の作成6ステップ
1.6W2Hで仕様を決める
・What,Who,When,Whre,Why, Whom,How, How much
2.資料を構成する
・裏付けデータ
・相手のベネフィット
・伝えたい項目は3つ
・相手を考え込ませない
・レイアウト
・資料に適したレイアウト
・数秒で見渡せること
・読みやすい余白
・まずは設計。編集はそれから
3.資料の文を書く
・言いたいことは明確に表示されているか
・タイトルだけで内容がわかるか
・「何が」「どうした」が基本の文系
・箇条書きでスッキリ
4.資料のビジュアルを準備する
・人間の心は資格に左右される。(文字だけで説明しない)
・ビジュアルは1ページ1点
・見てほしいものは左上に置く
・表やグラフにメッセージを込める
・グラフは加工すると武器になる
・ビジュアル演出でイメージを共有する
5.資料を編集する
・色使いのルールを決める
6.資料をチェックする
・相手が行動できる仕組み(連絡先など)を盛り込む
・誤字脱字、事実関係のチェックで信頼される内容に
・再利用できるデータ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2016年2月13日
読了日 : 2016年2月13日
本棚登録日 : 2016年2月13日

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