メモの本当の効果は、考えるきっかけを作ること。そのためあらかじめ後から見返す自分が分かるように書いておく為のメソッドを紹介している。
簡単で読みやすいが、ためになるメモの取り方使い方を紹介している。
メモはいい仕事をする上で大切な5つのポイントに関わっている。
・整理(仕事の条件や要件を整理する)
・設定(課題を見つける。目的を決める)
・考察(何が有効な解決策か考える)
・発見(新しいアイデアへたどり着く)
・指示(部下やチームに役割を伝える)
そしてメモを「取る」からメモを「使う」に変える事が出来る。
未来メモのすごい効果
1.仕事が楽しくなる
2.仕事のスピードが速くなる
3.過去のアイデアを再活用できる
4.アイデアがスラスラ生まれる
5.仕事ができる人になる
6.伝えたいことが人に伝わる
7.リーダーシップが取れるようになる
14のメソッドが紹介されている
・まとメモ:情報はまとめると武器。まとめないとゴミ
1.3つの○:シンプルで強力。大切な気づきを与えてくれる
2.矢印:バラバラの情報に秩序を生み出す整理術
3.記号:仕事の効率を3倍にする5つの武器
4.吹き出し:考えるスピードをぐっと早める。考えたかのレシピ。(起点(ここから考えよう)、確認(ここから解明しよう)、重点(ここを伸ばそう))
5.デジメモ検索:ほしい情報にたどり着く、アイデアに出会える
・つくメモ:カタイ仕事にこそ、クリエイティブを
6.ハードルメモ:課題を生み出し、アイデアを生み出す思考のハードル(それは本当に○○か?)
7.マンガメモ:ビジュアルとセリフでアイデアのゴールを作る
8.ブラック三角メモ:不平不満から「隠れニーズ」を生み出す(左の三角に送り手に商品について伝えたい情報を、右の三角に受け手が、商品の不満を書く。そこから何とかしてほしい事=隠れニーズの元となる。)
9.ホワイト三角メモ:アイデアを生み出せる(左の三角にテーマに関する情報を、右の三角にターゲットの好きな事をただただリストアップし、左右の言葉を結び付けて面白言葉を作る)
10.つなぎメモ:こんがらがった情報から答えが見つかる
11.あまのじゃくメモ:結果→原因で発送するメソッド。逆から考えて強いアイデアを生み出す
・つたメモ:伝えるためには技術がいる
12.見出しメモ:人に伝わるメモ術
13.図メモ:3つの図で難しい情報をスッキリ伝える
14.スピーチメモ:書籍のタイトルでスピーチがうまくなるメモ術
気に入った言葉
仕事を滞らせる2つの原因(情報過多、頭の切り替えの難しさ)
メモの本当の効果は「考えるきっかけ」をつくる
1会議10メモ
- 感想投稿日 : 2016年3月16日
- 読了日 : 2016年3月17日
- 本棚登録日 : 2016年3月16日
みんなの感想をみる