ファンタジーとしては有名らしいけど、残念ながらまったく好みではなかった。
内容がどうこうというわけではなく、作家の作風と合わないんだと思う。
描写を読み込み、情景を丁寧に脳内に再現していく映像化タイプの読書をする人なら楽しめるかもしれない。
または設定に拘りを求めるタイプの人もいいのかもしれない。
しかし感情や話の筋を追いかけたいタイプの自分には、淡々と書かれすぎていて物足りなかった。
ストーリーテリングというものがまったくないと感じられたので、お話の面白さを求める人にはお勧めできない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本(海外)
- 感想投稿日 : 2012年3月4日
- 読了日 : 2012年3月4日
- 本棚登録日 : 2012年3月4日
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