人生のいろいろな局面で読まれた短歌を選んで、詠み手の思いを想像し、自分の体験に照らす。刺さる歌、沁みる歌、ひっかかる歌がある。そういうことをガイドしてくれる本だった。
人はみな馴れぬ齢を生きているユリカモメ飛ぶまるき曇天(永田紅)
退屈をかくも素直に愛しゐし日々は還らずさよなら京都(栗木京子)
過ぎゆきてふたたびかえらざるものを なのはなばたけ なのはなの はな(村木道彦)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年2月14日
- 読了日 : 2021年2月14日
- 本棚登録日 : 2021年2月14日
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