大地の子 四 (文春文庫 や 22-4)

著者 :
  • 文藝春秋 (1994年2月1日発売)
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昔、ドイツ人の学生が、ナチスのホロコーストについて「私たち世代には責任はない。ただ同じ事を繰り返さない責任がある」とインタビューで話していた。

“日本人というのはそれほどまでに怨みを受ける存在なのか”“残留孤児は戦争責任を一身に背負わされる存在だ”
文中このような言葉がでてくるが、一方で「大地の子」を読むと、後の時代の担う責任、贖罪というものをいやがうえにも考えさせられる。

大河映画のエンドロールのように表題が語られる最終頁を読み終えたのは終戦記念日の翌日でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年8月17日
読了日 : 2023年8月17日
本棚登録日 : 2023年8月11日

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