世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由

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  • 東洋経済新報社 (2013年11月29日発売)
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マクロ環境分析(人口増加、経済成長、シェールガス、、、)から米国株式への投資が有利との整理は参考にはなった。(日本株に偏りがちだったので、米国を含む先進国株式への投資割合を数%増やした)

ただ、いい銘柄を、いいタイミングで買うのが個別銘柄投資の成功の秘訣だとすると、米国の個別銘柄を情報格差もある日本人が現地に住み”土地勘”もある米国人他と競って買いに行く理由がインデックスは楽しくないというだけでは、済まないように感じた。(うがった見方をするとマネックスが米国株式の手数料を下げて、キャンペーンを張っているので、この本もそのPRの一環と取られかねない。)

松本さんの他の著作に感銘を受けていたので、少々、残念な気もしたが、この本から米国株式のインデックス投資を重視すべきと考えるきっかけになったのは良かった。

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感想投稿日 : 2014年1月5日
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本棚登録日 : 2014年1月5日

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