28歳貯金ゼロから考えるお金のこと

著者 :
  • 中経出版 (2009年2月26日発売)
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感想 : 28
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◆内容紹介 ( アマゾンより引用 )

想像してほしい
これから、10年後、38歳。

あなたはどういう生活をしているだろうか?

結婚しているだろうか?
仕事は何をしているだろうか?
昇進しているだろうか?
自動車は持っているだろうか?
家は買っているだろうか?
実家の親はどうなっているだろうか?

10年後。あなたはこうなっているかもしれない。

<Aさん 38歳>
仕事はやりがいはあるが、残業が多く体力的には少々きつくなってきた。夜10時ごろに会社を出て、酔っ払いに囲まれながら電車で帰る。途中の松屋で食事をすませ、ローソンでビールを買う。家に帰り、パソコンとテレビを同時につけ、たまった洗濯物を洗濯機に突っ込み、近所迷惑を承知の上で洗濯機を回す。5年前から住んでいるマンション。家賃は7万。この立地にしては悪くない。買ったビールを飲みながら、深夜のお笑い番組を見る。笑い声が部屋にこだまする。そんなとき、独身を強く感じる。

10年後。あなたはこうなっているかもしれない。


<Bさん 38歳>
3年前に会社は辞めた。現在は、かねてよりやりたかった事業を興し、お金のためじゃなく、やりがいのために仕事をしている。空気のキレイな郊外に、自宅兼オフィスを建て、自分のペースで仕事をする。時間は自由になる。夕方になれば、3歳になったばかりの娘とお風呂に入り、妻と一緒にキッチンに立って夕食を作ることもある。休日は、小学生の息子と公園でキャッチボールをし、午後はジムで汗を流す。今年の夏休みは、家族みんなでオーストラリアに行くとしようか。そのうち息子を留学にやってもいい。


さて。
28歳のあなたの前には大きく2本の道がある。
1つはAさん、1つはBさんの人生だ。
どちらに行くかはあなたが選べばいい。

どちらにでも行ける。

私が28歳のころ、金銭的には、サイアクに近い状態だった。

大学生のころから続けていた塾の講師のアルバイト。
途中で大学も辞めてしまい、塾の講師で食べていた。
将来のことは全く考えていなかった。

夜遅くまで塾に残って仕事をし、
塾の講師仲間と飲みに行く毎日だ。
そこそこ楽しかった。
仕事は充実していたし、いいスーツも買えた。
そのころはブランドものが流行っていたので、
私も例に漏れず、アルマーニのスーツを買っては、
風を切って歩いていたものだ。

ただ、実家暮らしであったにもかかわらず、
貯金はいっこうに増えなかった。
というか、むしろガンガン減り続けていた。
原因は主に「飲み」だ。
塾講師の仲間と飲みに行くといっても、
ほとんどが自分より後輩。
だから、おごることになる。
おごると喜ばれる。
慕われる。
気分の悪いものではないから、おごり続けた。
逆におごらないと、
この人たちは私と飲んでくれないのではないか、
そんな恐怖にも変わっていった。

気づけば、クレジットカードの枚数は5枚になっていた。
そろそろ消費者金融のお世話にならねばならない、
その段階でハッと我に返った。

このままでは、明らかに、マズイ。

あれから10年。
私は今、
ファイナンシャルインディペンデンスという
会社の代表取締役をつとめ、
投資のコンサルティングなどを行なっている。
お金には不自由していないし、
満員電車に揺られて会社勤めをしなくても、
一生困らない状況にある。
この間、何があったのか。

詳しくは本章に譲ることにして、
今あなたにいいたいのは、
後輩におごり続け、そのままの状態を放置していたら、
今の私はなかったということだ。
私は決断をし、それを実行に移すことで、
今の快適な状況を手に入れた。

(中略)

この本では、私の経験をもとに、
あなたを金銭的な呪縛から解くための考え方と
具体的な方法を紹介する。

あなたの前には白紙の人生がある。
好きなほうの人生を選んでほしい。
先ほどいったAさんの人生か、それともBさんの人生か。


◆内容( アマゾンから引用 )
28歳カード地獄から30代半ばでお金に不自由しなくなった男が、まず1000万円の資産をつくる方法を伝授。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マネーリテラシー - 国内 - タイトル別
感想投稿日 : 2014年3月19日
読了日 : 2014年3月19日
本棚登録日 : 2014年1月28日

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