制作年:2014年
監 督:鹿島勤
主 演:哀川翔、寺島進、温水洋一、高岡早紀
時 間:103分
音 声:日:ドルビーデジタル5.1ch
西池袋警察署生活安全課の悪徳刑事コンビ・桜井慎太郎と日影光一は、半グレ集団から金を巻き上げたり、摘発中に押収した金を着服したりとやりたい放題の日々。
だが押収した金の行方が問題となり、翌朝までに不明金250万円の提出を署長直々に命じられる。
金に困った二人が目にしたのは、年金基金60億円の巨額横領事件の記事であった…。
その容疑者・九十九信夫は金の大半を使い込み、入れあげた高級クラブのママ橘恭子に助けを求めていた。
残金は25億円。
恭子は九十九をヤクザに売り、金の一部を手に入れようと画策する。
一方、広域指定暴力団田神組組長・田神龍一は組織の掟に背き、中国系マフィアと大量のドラッグの取引を進めていた。
取引相手のジョニー・ウォンは、末端価格2500億円のドラッグを準備するが、日本人を信用していない彼は25億円の現ナマを要求する。
そのジョニー・ウォンに恨みを持つ男が、潜入捜査官として田神組に入り込んでいた。
何人もの仲間を殺され、逮捕するだけでは気が収まらない。
男は何とかこの取引を成立させようと奔走する…。
半グレ集団武蔵連合の真田は、恭子の店に勤めるキャバ嬢・沙織からの情報で九十九と25億円のことを知る。
自分をコケにしてきた桜井たち警察や田神組に一泡吹かせてやろうと、真田は金の強奪を計画。
そんな中、九十九が捕まると社会的損失を被る企業集団が九十九に殺し屋を差し向ける。
それぞれの欲望が渦巻き、誰もが25億円を狙う中、既に田神の犬になっている西池袋署上層部は、桜井たちの情報を逐一組に垂れ流していた。
しかし、九十九が田神組に捕まる直前、桜井と日影の車に撥ねられ、九十九はそのまま刑事二人と共に行方をくらましてしまう…。
- 感想投稿日 : 2015年4月15日
- 読了日 : 2015年5月12日
- 本棚登録日 : 2015年4月15日
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