堀江貴文と西村博之による対談をまとめた一冊。軽い読みものとして手に取ったのだが、意外と読ませる内容だった。両人とも意見が明確で、説明も上手なので、読んでいて気持ちがいい。主張に賛同できるかどうかは、さておき。
お金と信用に関する話が、特に面白かった。いわく、何らかの価値提供によって得られた信用は、貨幣と同じ働きをするのだとか。極端な話、充分な信用さえあれば、お金を稼がなくても生活できるという。実にワクワクさせられる話だ。
表紙を含め、二人を撮った写真も面白い。国会議事堂、フジテレビ、コンビニ、吉野家など、色々なロケーションでの撮影が勝因だろうか。
巻末の手書きメッセージが、二人とも驚くほど悪筆で、最後にさわやかな笑いを提供してくれた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年6月4日
- 読了日 : 2012年6月2日
- 本棚登録日 : 2012年6月4日
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