「なんかヘンだよね…」 ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間

  • 集英社 (2009年9月4日発売)
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感想 : 144
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堀江貴文と西村博之による対談をまとめた一冊。軽い読みものとして手に取ったのだが、意外と読ませる内容だった。両人とも意見が明確で、説明も上手なので、読んでいて気持ちがいい。主張に賛同できるかどうかは、さておき。

お金と信用に関する話が、特に面白かった。いわく、何らかの価値提供によって得られた信用は、貨幣と同じ働きをするのだとか。極端な話、充分な信用さえあれば、お金を稼がなくても生活できるという。実にワクワクさせられる話だ。

表紙を含め、二人を撮った写真も面白い。国会議事堂、フジテレビ、コンビニ、吉野家など、色々なロケーションでの撮影が勝因だろうか。

巻末の手書きメッセージが、二人とも驚くほど悪筆で、最後にさわやかな笑いを提供してくれた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2012年6月4日
読了日 : 2012年6月2日
本棚登録日 : 2012年6月4日

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