新・日本の階級社会 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2018年1月18日発売)
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本棚登録 : 818
感想 : 71
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所得格差に触れる本はたくさんあるが、これは世帯所得に対して男女による分析行うなど詳細なデータがあり説得力があった。今日の日本の問題である累進課税や消費税に関する問題による階級の継続性の考察は他の本とあまり差はないが、政治的思想の分析は興味深かった。自己責任論と格差拡大の認識、この2つは重要なキーワードとなる。確かに自分も自己責任論は支持する傾向にあったが、格差拡大の認識でその意識も変わった。これを政治的に反映できる政党があれば。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経済
感想投稿日 : 2018年3月24日
読了日 : 2018年3月24日
本棚登録日 : 2018年3月24日

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