西鶴の時代にあって今にないものは、したたかさと笑い。齋藤孝先生の本の中でNo.1です。
アイディアより行動力が大事。アイディアがあっても実際にやってみて、継続することが大事。器(自分が何に向いているか、自分の裁量の幅を知る)と仕合せ(運を掴む力、幸運、セレンディピティ)が必要。
偏愛力が必要。一流のものを突き詰める方が感性を磨くにはむしろ適している。
「美術展に行ったとき、ただ鑑賞するのではなく、この中で買うとしたらどれかという感覚で作品を見るのです。これはいくらなら買ってもいいかとか、自分が買いたいものはどれかという感覚で作品を見るのです。p111」
真面目に倹約するだけでは経営者として成功しない。儲けを出すために最も大切な部分をきちんと押さえれば、後は人に任せることができる。
相場を知るための情報は、大事。
男女の道から文化は生まれる。男女の道はお金と美貌の交換だから、稼ぐことは、男性の一つの技だが、そのためにはコミュニケーション能力、相手に共感することで心を開くことも必要。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会学
- 感想投稿日 : 2014年1月26日
- 読了日 : 2014年1月26日
- 本棚登録日 : 2013年9月2日
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