前半は、主人公のプライドが滑稽で、男とは何と厄介な生き物なんだろうか?と、シニカルに読み進めた。
成り行き上社長に就任し、思わぬ倒産の憂き目。仕事は、個人にとっては生きがいでもあるが、一方で社員・顧客・家族に対する責任なんだと思い知らされた。
右往左往する主人公だが、孤立はしていない。読了後はさわやかな気持ちになった。
千草さんのたくましさがいい!
ジェンダーで物事を決めつける訳ではないが、世の中の男性諸氏は、どんな風にこの作品に感想を持つのだろうか・・・?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年3月25日
- 読了日 : 2019年3月24日
- 本棚登録日 : 2019年3月24日
みんなの感想をみる