現代の本格派知識人、良心的知性の御一人としては残念な書という他ない。人間蛆虫は福澤の例の戯言であり、そんなものに嬉々として飛びつくのは如何か?と思う。仏教説をパッチワークのようにつなぎ合わせての思考も生半可のものでしかない。この著者、おそらく文学に何の関心もない、或いはなかったのかしら。
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カテゴリ:
思想 評論
- 感想投稿日 : 2012年5月29日
- 読了日 : 2012年5月14日
- 本棚登録日 : 2012年5月29日
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