政治学者、PTA会長になる

著者 :
  • 毎日新聞出版 (2022年2月25日発売)
4.09
  • (43)
  • (46)
  • (21)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 518
感想 : 50
3

文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他

一年間、クラス役員の長を経験しました。
私の心身にしつこくまとわりついて溶けなかった不安と戸惑いが、この一冊で見事に言語化されています。
読み出したら止まらない。

PTAを経験する前の予習として読むか、経験してから「あれはこういうことだったのか」とあらためて歯ぎしりするか、どちらをとるかはアナタ次第。

「PTA」はやらなくてすむのならやらないほうがいいです。
どうしたって何かを犠牲にしなければやっていけない。
でも、そのおかげで絶対に話すことはなかっただろうなぁ、という先生方とお話できたし、学校の中をしることもできました。なにより、息子の様子をよく知ることができたことが大収穫。息子のことを先生に相談しやすくなったことが本当にありがたい。

・・・・
PTAって日本の民主主義の縮図なのでしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノン・フィクション
感想投稿日 : 2023年5月23日
読了日 : 2023年5月23日
本棚登録日 : 2023年5月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする