小説だけでなく時評や書評、文学全集まで個人編集する碩学の「知のノウハウ」(カバー裏から)。
「新聞の活用」に始まり「デジタル時代のツールとガジェット」までの12章からなる。
自分よりは一回り年上の世代になる著者だが、PCやネット利用に積極的で、他方、紙の新聞の切り抜きなども行う点、新旧両またぎで自分に近く感じる。
自身の著作に限らず、書名など具体的に紹介されているのでこれも参照に便利。加藤周一さんの名も散見。
ネット書店の利用、古書店の活用、本の手放しかた、録音よりメモ重視など聞けばその通りのことだが、改めて読むとなるほどと納得。ウィキペディアを評価しているのも意外だった。
図書館でたまたま手に取った本だが、買って蔵書にしようと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年2月21日
- 読了日 : 2020年2月20日
- 本棚登録日 : 2020年2月21日
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