帯の言葉通りにはならず、涙はしない。けれど、昔のサイコホラー映画みたいに作り上げられた文章でした。鳥という着眼点もかなり良くて、昔の映画「鳥」を彷彿とさせる作品です。生物パニックものはあまり読みませんが、「いつか海に行ったね」は読みやすく、文系の自分でも理解しやすいように理系のことは描かれます。期待していた涙ではなく、どこかぞっとするようなところがかえってよかったと思います。この容量で終わってしまうのは勿体無いくらいの題材でした。
読書状況:読み終わった
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books
- 感想投稿日 : 2018年1月11日
- 読了日 : 2018年1月11日
- 本棚登録日 : 2018年1月11日
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