雪花の虎 (2) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館 (2016年2月12日発売)
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本棚登録 : 492
感想 : 35
5

二巻でましたー!!!!

感想遅れまして申し訳ありません。

待っていましたよー。二巻の発売を。

この巻では父親の為景が死に、虎が女性のでありつつ武人の道に進み行きます。烏帽子親はおそらく兄の晴景。

父が死に、寺から城に戻った虎は「よっぽど寺の飯がひもじかったと見える@晴景談」と山でとった鴨や握り飯などを「むしゃむしゃ、ばくばく」と食べます。このシーン、たった数コマなんですけど、鴨肉も握り飯もとってもおいしそう。食べ物がおいしそうな漫画に弱い自分は、このシーンを見るだけど「肉と塩むすびが食べたい…」と思ってしまうほどです。

初潮を迎え、元すごした寺へかけていき一晩を過ごす虎ですが、お堂へこもって毘沙門様にお祈りをせねば「血が止まらねばきっと…虎は戦へと連れて行ってもらえなくなる」と宗謙にすがりつき、気を失います。

”女になる事””腹が痛い 血が出たと騒ぐこと”を男に知られてはならないと宗謙は虎に言うときの返しが「虎様は私の嫁になって私の子を産みますか?」と爆弾発言。
調べてみたら(わざわざ調べるな)、虎が修行した林泉寺は曹洞宗で、妻を持つことは許されていました。宗謙ってばなかなかの生臭坊主です(笑)。
一巻の感想で”うっふんなことにはならないと思います”と書いた自分の感想をバッサリと切り捨てられました。

さて、後半に出てくる本庄実乃に「女にしておくのはなんとも惜しい!」と言われていますが、申し訳ありません。この本庄の前髪やひげの具合を見て「将来、エロおやじになる。」と思ってしまいました。歴史上は死の直前まで虎(謙信)に仕えた人のようです。今後の活躍に本当に期待です。

この巻では虎が初戦に勝ち、今後兄(晴景)との関係が危うくなるのを示唆したところで終わるのです。

ああーー!!またしても次の巻が待ち遠しい!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青年漫画
感想投稿日 : 2016年4月21日
読了日 : 2016年4月21日
本棚登録日 : 2016年4月21日

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