チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1982年9月28日発売)
3.78
  • (253)
  • (317)
  • (405)
  • (27)
  • (6)
本棚登録 : 2765
感想 : 272
4

従来のチェーザレのイメージとは異なり、マキャベリの「君主論」に近い英雄的な姿を表した書。
読んでいて半世紀遅れて日本に現れる織田信長にとても酷似していると感じた。手向かうものには容赦なく冷酷に対峙するが、能力を認めた者(この場合、ダビンチ)は登用し、近くに侍らす(マキャベリ)。
30歳そこそこで死んだチェーザレは時代を駆け抜けた英雄であったことには間違いない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年11月13日
読了日 : 2019年11月13日
本棚登録日 : 2019年11月3日

みんなの感想をみる

コメント 2件

やまさんのコメント
2019/11/16

おはようございます。
きょうは、快晴です。
体に気を付けていい日にしたいと思います。
やま

kakaneさんのコメント
2019/11/16

おはよう御座います。
コメントありがとうございましす。
今日は本当に快晴で気持ちがいいですね。
充実した1日をお迎えください。

ツイートする