2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫 SF ク 1-19)

  • 早川書房 (1993年2月1日発売)
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本棚登録 : 2453
感想 : 186
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名作と言われる本書を読みました。
この決定版は1993年刊行ですが原書は1960年代だったハズ。
いまから50年近く前ですか?その時代にコレが書ける?

恐らくこの著者はタイムマシン持ってますよ!(文中にipad出て来るし・・・)

 スタンリーキューブリックの映画を見て、「何コレ?」と消してしまったのは誤りでした。映画の始まりのヒトザルが出る場面。あのダラダラ感に堪えられませんでした。あの後、我慢してもう少し見ていたら面白かったのかもしれない。(映画版の評価は色々ですね)

 読むキッカケは、「詩羽のいる街」のストーリー中で【映画とは比べられないほど原作は素晴らしい!】と書かれていた事です。 
http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/404100019X

 読んで思ったのは、この話に準えたSF作品って思いつくだけでもいくつかある気がする。
 人智の及ばない所に突然現れるメッセージ。それに惹かれるようにヒントを探りながらその「未知」なる者に近づこうとする地球人。
それだけ、その後の人々に影響を与えた作品なのですね。
大好きなスターウォーズも、相当影響を受けてますね。

堅い感じはありますが、面白く好奇心をくすぐられる作品でした。

金星は地球の11倍の直径を持ち、表面積は80倍とか。
土星はもっと大きくその輪は衛星の集まりで・・・

もう一度映画見てみようかな・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年11月29日
読了日 : 2012年11月28日
本棚登録日 : 2012年11月1日

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