海賊とよばれた男をきっかけに、映画から本へ、そして主人公だった出光さんの本を何冊か読み、石油産業のリスクに興味を持ってたどりついた1冊。もしこの国でいきなり石油供給がとだえたら、どんな混乱が起こるかを物語形式で描かれていてすごくわかりやすく危機的状況を想像でき、だからこその今受けている恩恵も感じることができた1冊でした。時代は変わっているのでそのまま適用はできないだろうけど、起こりうる事態はあまり変わらないのかもしれない。なんにせよ、他の人に、他の地域に、他の国に依存しているものが断たれると自分の生活もいきなり苦境に陥る可能性は常にあるよな、と再確認させられた一冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
知的好奇心
- 感想投稿日 : 2017年12月17日
- 読了日 : 2017年12月17日
- 本棚登録日 : 2017年12月17日
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