巻頭のカラー部分、紙が普通のつるっとしたものではないのかな?和紙みたいなものなのかな?と思うくらいに、独特の質感。そこに座裏屋先生の美麗な人物や背景が描かれていて、特に冒頭はセリフというセリフもなく、マレーネがピアノを弾いているシーンは、まるで音が鳴っているようで、ぐぐっと引き込まれました。
人狼のリリーと、人間のマレーネの恋物語ですが、お互いに事情を抱えていて、それを相手に打ち明けるわけにもいかず、その秘密が彼らの関係を更に色っぽいものにしていて。
座裏屋先生の肌色シーンはもちろん楽しみなのですが、それ以上に人狼たちの戦いがこれからどうなっていくかが気になります。若いときのマレーネも美しかったし、マレーネにも隠れた本性があったりするのかなと予想したりして。
ただ、最後はハッピーエンドになって欲しいなあと願いつつ、2巻を心待ちにしています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画(さ行)
- 感想投稿日 : 2017年3月17日
- 読了日 : 2017年3月17日
- 本棚登録日 : 2017年3月17日
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