市役所に勤務しながら、執筆活動をしていた安東能明(あんどうよしあき)氏。
警察小説でも、警察内部の上下関係による戦いのような事が、書かれている。
この小説では、5話書かれているが、題名の「出署せず」だけでも、単行本が、出来そう。
花形の警視庁の総務部企画課の係長職であった柴崎令司という警察官が、部下の拳銃自殺という不祥事から責任を押し付けられて、一人だけ異動を命じられる。
出世コースからはじき出された主人公が、新任の女所長が、着任し、警察の内部の不祥事から、、、ひき逃げ事件、保護司による金属バット息子殺し、女性定員の失踪事件、、、
事件の内容も、多々違っていて、面白く読めた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年3月1日
- 読了日 : 2017年3月1日
- 本棚登録日 : 2017年3月1日
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